今回は、SANGOでクラシックエディタを使って記事を投稿する方法を紹介します。
- SANGOでクラシックエディタを利用する方法
- SANGOで記事を投稿する方法
SANGOを使用してWordPressの運用を開始された方は、ぜひ参考にしてください。
因みに、ブロックエディタ(Gutenberg)を使って記事を投稿されている方は、こちらの記事をお読みください。
SANGOでクラシックエディタを利用する方法
SANGOでは、デフォルトではブロックエディタが採用されています。
ブロックエディタとは、このような記事投稿画面になります。
ブロックエディタは便利な反面、癖もあるので使いにくさを感じる方も多いです。
その場合は、「Classic Editor」というプラグインをインストールし、クラシックエディタを使用するのがおすすめです。
クラシックエディタでの投稿画面はこちらです。
SANGOでは、「Classic Editor」というプラグインをインストールすることで、簡単にクラシックエディタに切り替えることができます。
クラシックエディタを使用するデメリット
クラシックエディタは、シンプルで使いやすいのがメリットです。
ですが、以下のようなデメリットも考えられます。
- クラシックエディタは将来的に停止する可能性もあり
- クラシックエディタには不向きのWordPressテーマもある
クラシックエディタは将来的に停止する可能性もあり
元々、WordPressではクラシックエディタがデフォルトで採用されていました。
ですが、開発元はブロックエディタを推奨しており、今ではブロックエディタが標準の記事投稿画面として採用されました。
その為、将来的にはクラシックエディタの仕様自体が廃止される可能性も考えておく必要があります。
クラシックエディタには不向きのWordPressテーマもある
最近では、完全にブロックエディタ向けに開発されているWordPressテーマも多いです。
ですが、ブロックエディタ向けに開発されているWordPressテーマでは、クラシックエディタだと逆に使いにくさを感じることもあります。
Classic Editorをインストールする方法
「Classic Editor」は、インストールするだけで機能が有効になります。
その為、面倒な設定を行う必要がなく、「Classic Editor」をインストールしておくだけでクラシックエディタを使用することができます。
Classic Editorのインストール方法
「Classic Editor」のインストールは、プラグインの管理画面から行います。
WordPress管理画面へアクセスし、「プラグイン」→「新規プラグインを追加」と画面を移動してください。
↓
WordPressのプラグインインストール画面が開きます。
画面左上に「Classic Editor」が表示されているので、「今すぐインストール」をクリックしてください。
これで、インストールが開始します。
因みに、もし画面上に「Classic Editor」が表示されていない場合には、右上の検索ボックスに「Classic Editor」と入力して検索してください。
↓
インストールが完了したら、「Classic Editor」を有効化します。
これで、「Classic Editor」のインストールが完了しました。
↓
プラグイン画面に戻ってみてください。
このように「Classic Editor」が追加されているはずです。
クラシックエディタで記事を投稿する方法
それでは、クラシックエディタで記事を投稿する方法を説明します。
今回は、以下の流れで説明していきます。
- 記事投稿画面を開く
- 記事タイトルを設定
- 見出しを設定
- リンクを設定
- 記事に画像を挿入
- 文字の装飾
- ボックスの挿入
- ボタンを設定
- リスト(箇条書き)の設定
- アイキャッチ画像を設定
- パーマリンクの設定
- カテゴリーの設定
- SEOの設定を行う
- 記事を公開
1. 記事投稿画面を開く
まずは、記事の投稿画面を開きます。
WordPress管理画面の左側にある「投稿」をクリックしてください
記事管理画面が開くので、その画面の上にある「新規投稿を追加」をクリックしてください。
このような記事の投稿画面が開きます。
↓
この画面上で記事を書いていきます。
因みに、クラシックエディタには「ビジュアルエディタ」と「テキストエディタ」があります。
テキストエディタはWEB制作者向けのエディタなので、一般的にはビジュアルエディタで記事を作成していきます。
2. 記事タイトルを設定
記事投稿画面を開くと、まずはタイトルを設定しましょう。
記事タイトルは、このように設定します。
3. 見出しを設定
次は、見出しとなるH2タグ・H3タグを設定する方法を紹介します。
H2見出しの設定
まずは、H2となる見出しを設定してみます。
記事投稿画面内でH2見出しに設定する文章を入力します。
その入力した文章を選択してください。
「段落」を選択するとHタグの選択画面が出てくるので、「見出し2」を選択してください。
これで、H2の見出しタグの設定が完了です。
H3見出しの設定
次は、H3見出しを設定してみます。
H3見出しに設定する文章を入力し、その文章を選択します。
「段落」を選択するとHタグの選択画面が出てくるので、「見出し3」を選択してください。
これで、H3の見出しタグの設定が完了です。
このようにして見出しタグを追加していきます。
H2タグとH3タグの使用回数
H2タグとH3タグは、1つの記事内にいくつ使っても問題はありません。
その場合、このような形で順番に追加していきましょう。
4. リンクを設定
文章にリンクを貼る場合、そのテキストを選択した状態でリンクマークをクリックします。
リンクの設定ボックスが出てくるので、そこにリンク先となるURLを設定し、右横のボタンをクリックします。
これで、リンクの設定が完了です。
因みに、この方法だと同一画面遷移でのリンクになります。
もし、リンクを別窓で開くように設定する場合には、「target=”_blank”」の設定を行います。
まず、リンクを貼るテキストを選択してリンクマークをクリックしてください。
リンクの設定ボックスにURLを入力し、右側にある歯車マークをクリックします。
詳細なリンク設定画面が立ち上がるので、「リンクを新しいタブで開く」にチェックを入れて「更新」をクリックします。
これで、別窓でのリンクの設定が完了です。
5. 記事に画像を挿入
記事に画像を挿入する場合には、「メディアを追加」を選択します。
↓
メディアの追加画面が開くので、画像をドロップ、もしくはファイル選択でアップロードします。
画像をアップロードすると、そのままメディアライブラリに追加されます。
その画面上で、画像の「代替テキスト」を設定します。
代替テキストは、「alt」に設定されるテキストです。
SEO対策にもなるので、画像を表す情報をテキストで簡潔に設定してください。
次に、挿入する画像のサイズを選択し、「投稿に挿入」をクリックします。
↓
これで、記事への画像の挿入が完了です。
1記事に挿入できる画像枚数に制限はないです。
ですが、何十枚もアップロードすると、記事の表示速度にも影響するので注意しましょう。
6. 文字の装飾
文章をひたすら書いているだけだと、非常に読みにくい記事になってしまいます。
そこで、重要な文章にはマーカーを引いたり、色を付けることで装飾を行い、読みやすく仕上げることも大切です。
文章にマーカーを引く
まず、マーカーを引きたい文章を選択し、「スタイル」をクリックします。
いくつかのメニューが出てくるので、「文字のスタイル」を選択し、その中にある「蛍光ペン」を選択してください。
このように、選択した文章にマーカーが設定されます。
文章にラベルを設定する
ラベルを設定する文章を選択し、「スタイル」をクリックします。
いくつかのメニューが出てくるので、「文字のスタイル」を選択し、その中にある「ラベル」を選択してください。
このように、選択した文章にラベルが設定されます。
文章に色を付ける
色を付けたい文章を選択し、「スタイル」をクリックします。
いくつかのメニューが出てくるので、「文字のスタイル」を選択し、その中にある「文字」を選択してください。
このように、選択した文章に文字色が設定されます。
太字にする
太字にしたい文章を選択し、「B」をクリックします。
これで、選択した文章が太字になります。
また、文字色を設定している文章を選択したした状態で「B」をクリックすると、色付きの太字にすることもできます。
太字を大きさを変える
SANGOでは、文章の文字の大きさを変更するスタイルも用意されています。
文字の大きさを変えたい文章を選択し、「スタイル」をクリックします。
文字の大きさに関する3つのメニューが出てくるので、いずれかを選択してください。
例えば、「文字特大」を選択すると、このように特大サイズの文字を設定できます。
7. ボックスの挿入
投稿画面上部の「スタイル」の中から「ボックス」と選択してください。
ボックスの選択メニューが出てくるので、そこから使いたいボックスを選択すれば、記事内に挿入することができます。
試しに「二重線囲み」を選択してみます。
このように、記事内にボックスが挿入されます。
ボックス内にカーソルを合わせれば、文章を設定することができます。
8. ボタンを設定
ボタンを設定する場合、まずはリンクを設定したテキストを用意します。
リンク付きテキストを選択した状態で、投稿画面上部の「スタイル」の中から「ボタン」を選択してください。
ボタンの選択メニューが出てくるので、設定したボタンを選択します。
今回は、「浮き出し(赤)」を選択してみます。
このようなボタンが追加されます。
このままだとボタンが小さいですね。
大きく表示する場合には、ボタンを選択した状態で「スタイル」→「文字のスタイル」→「文字特大」と選択してください。
このように文字サイズが拡大されるので、ボタンサイズも大きくなります。
さらに、ボタンを中央に移動する場合には、ボタンを選択した状態で中央に移動させてください。
このようにボタンが中央表示になります。
9. リスト(箇条書き)の設定
記事の中で、情報を箇条書きで記述することもよくあります。
その場合には、リストを使って箇条書きを設定することができます。
リストには、「番号なしリスト」と「番号付きリスト」の2パターンがあります。
番号なしリストを追加
リストを設定したい個所にカーソルを合わせて、「番号なしリスト」のアイコンをクリックします。
カーソルを合わせた場所に「番号なしリスト」が追加されます。
リストを追加したら、その横に文章を入力します。
これで、リストを1つ設定できました。
さらに、2つ目のリストを追加する場合には、キーボードのENTERをクリックしてください。
このように2つ目のリストが追加されます。
同様にリストを追加しながら文章を記述していけば、番号なしリストの作成が完了です。
番号付きリストを追加
「番号付きリスト」とは、文章の先頭に自動で番号が振られていくリストです。
まず、リストを設定したい個所にカーソルを合わせて、「番号付きリスト」のアイコンをクリックします。
カーソルを合わせた場所に「番号付きリスト」が追加されます。
リストを追加したら、その横に文章を入力します。
これで、リストを1つ設定できました。
さらに、2つ目の番号付きリストを追加する場合には、キーボードのENTERをクリックしてください。
このように2つ目の番号付きリストが追加されます。
同様にリストを追加しながら文章を記述していけば、番号付きリストの完了です。
ボックス内にリストを追加
箇条書き部分をボックスで囲んで表示することもあります。
それにより、記事も見やすくなり、さらにリスト部分を強調することもできます。
まず、ボックスを挿入します。
ボックスを挿入したら、そのボックス内にカーソルを合わせてリスト追加のアイコンをクリックします。
そうすると、ボックス内にリストが追加されます。
あとは、同様にしてリストを増やしていき箇条書きを完成させればOKです。
10. アイキャッチ画像を設定
アイキャッチとは、記事のメイン画像(タイトル画像)になります。
記事一覧ページではサムネイルとしても利用されるので、必ず設定しておきましょう。
投稿画面の右側にある「アイキャッチ画像を設定」を開いてください。
まず、メディアライブラリが開きます。
「ファイルのアップロード」の画面に切り替えて、画像をアップロードしてください。
画像をアップロードすると、そのままメディアライブラリに追加されます。
画像の「代替テキストを設定」を設定し、「アイキャッチ画像を設定」をクリックしてください。
これで、アイキャッチ画像の設定が完了です。
11. パーマリンクの設定
この部分には、半角英数字と-(ハイフン)のみで、記事の内容を表す文字列を設定するようにしましょう。
パーマリンクは、タイトル下に表示されているパーマリンクの項目で設定を行います。
編集ボタンがあるのでクリックしてください。
編集ボックスが開くので、そこでパーマリンクの変更を行います。
新規投稿時、パーマリンクの項目が表示されていない場合もあります。
その場合は、一度記事を下書き保存してみてください
12. カテゴリーの設定
カテゴリーは、「投稿」→「カテゴリー」の画面から作成しておいてください。
カテゴリーの選択項目は、投稿画面の右側に用意されています。
そこから該当のカテゴリーを選択します。
また、「新規カテゴリーを追加」から、その場でカテゴリーを作成することもできます。
入力ボックスが開くので、そこにカテゴリー名を入力し「新規カテゴリーを追加」をクリックします。
これで、カテゴリーが追加されます。
カテゴリーは、複雑にせずシンプルに設定するのがポイントです!
出来る限り、1記事1カテゴリーの設定にしましょう。
13. SEOの設定を行う
SEOに関する設定もいくつか行っておきます。
設定する項目は、「メタディスクリプション」と「titleタグ」の2つになります。
共に、投稿画面の下の方に設定項目が用意されています。
メタディスクリプションの設定画面がこちらです。
titleタグの設定項目がこちらです。
titleタグの項目を入力しない場合は、記事タイトルがそのままタイトルタグとして使用されます。
14. 記事を公開
記事が完成したら、最後にその記事の公開を行います。
そのまま、直ぐに公開する場合には「公開」をクリックするだけでOKです。
WordPressでは、記事の予約投稿(指定した日時に自動で公開)も可能です。
まず、「公開範囲」という項目の「編集」をクリックします。
日時の設定ボックスが出てくるので、ここで公開したい日時を設定し「OK」をクリックします。
ボタンの表示が「予約投稿」に変わるので、最後にクリックして投稿を行えばOKです。
事前に記事を書いておいて、特定の日付や時間になれば記事を公開した場合も出てきます。
その場合には、予約投稿機能を活用しましょう。
稀にですが、運営上の理由で記事の公開日を過去に設定することもあります。
その場合も、同様に「公開範囲」から日時の設定を行ってください。
最後に
今回は、SANGOで記事を作成する方法をまとめました。
クラシックエディタで記事の作成を行われている方は、ぜひ参考にしてください。
ただ、今回紹介したのは、基本的な操作方法が中心です。
WordPressを始めたら、まずはどんどん記事を書いていきましょう。
それにより、記事投稿にも慣れて、より効率よく作業を行えるようになります。