今回は、ConoHa WINGで利用するためのドメインを用意する方法について詳しくまとめました。
Webサイトやメールアドレスの作成には、ドメインが必須です。
ConoHa WINGの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ConoHa WINGで利用するドメインを用意する方法
ConoHa WINGのサーバーで利用するドメインは、以下のいずれかの方法で用意できます。
- 独自ドメイン永久無料特典を利用する
- ConoHaのドメイン取得サービスを利用する
- 他社サービス(お名前.comなど)でドメインを取得する
- サブドメインを利用する
- 初期ドメインを利用する
独自ドメイン永久無料特典を利用することで、最大2ドメインまで無料で利用できます。
基本的には、この特典を利用するのがおすすめです。
独自ドメイン永久無料特典を利用する
ConoHa WINGでは、独自ドメインを最大2個まで無料で利用できる特典があります。
サーバーを契約している間はずっと無料で使用できるので、ドメイン費用を抑えてWebサイトの運営を行えます。
- 独自ドメインを無料で利用できる
- 自由にドメイン名を決められる
独自ドメイン永久無料特典については、こちらの記事も合わせてお読みください。
ConoHaのドメイン取得サービスを利用する
ConoHaでは、ドメイン取得サービスを提供されています。
同じConoHaブランドのサービスで、ConoHa WINGとも連携しやすいです。
ConoHa WINGのサーバーを利用されている方は、ConoHaのドメイン取得サービスを利用するのもおすすめです。
- ConoHa WINGのサーバーと連携しやすい
- 自由にドメイン名を決められる
ただし、こちらは有料になります。
まずは、独自ドメイン永久無料特典で取得し、3個目以降のドメインをこちらのサービスで取得するのがおすすめです。
他社サービス(お名前.comなど)でドメインを取得する
他社のドメイン取得サービスでドメインを取得することも可能です。
他社取得ドメインでも、ネームサーバーを設定することでConoHa WINGで使用することは可能です。
例えば、既にお名前.comやXServerドメインなどのアカウントをお持ちの方も多いはずです。
その場合は、そちらのサービスでドメイン管理を一元化するのもおすすめです。
- ドメインを一つのサービスで一括管理できる
- 自由にドメイン名を決められる
サブドメインを利用する
ConoHa WINGではサブドメインを無料で無制限に作成することができます。
サブドメインとは、「blog.example.com」のように、メインドメイン(example.com)の頭に任意の文字列(blog)を付けて運営するドメインです。
既に独自ドメインを取得されている方は、そのドメインを使ってサブドメインを作成するのもおすすめです。
- 追加費用がかからない
- 無制限に作成できる
- 複数サイトを運営する場合、ブランドイメージを統一できる
例えば、「山田カンパニー」という会社がサービスの販売サイトやメディアを運営する場合、
■サービスサイト → service.yamadacompany.com
■メディアサイト → media.yamadacompany.com
とすることもできます。
これにより、「山田カンパニー」というブランドイメージを統一できます。
初期ドメインを利用する
ConoHa WINGでは、無料で利用できる初期ドメインを1つ提供されています。
企業やビジネス利用ではおすすめできませんが、個人ブログや開発中のサイトなどで使用するのには問題ありません。
初期ドメインは、以下のようなサブドメイン形式になっています。
ただ、独自ドメインとは異なり、「conohawing.com」に任意の文字列を付けて運用するため、ドメイン名の自由度は低いです。
そのため、Webサイトのブランディングには不向きです。
ConoHa WINGの初期ドメインについては、こちらの記事も合わせてお読みください。
- 無料で利用できる
- 面倒な設定不要で直ぐに使用できる
ConoHa WINGで実際にドメインを利用する方法
用意したドメインをConoHa WINGのサーバーで使用する場合、以下の流れになります。
①、ドメインのネームサーバーをConoHa WINGに変更する
②、サーバーのコントロールパネルからドメインの設定を行う
基本的には、この2ステップで設定が完了します。
ステップ1:ドメインのネームサーバーをConoHa WINGに変更する
ネームサーバーに関しては、ドメインを管理されているサービスによって設定方法が異なります。
公式サイトなどを確認して設定を行ってください。
- ns-a1.conoha.io
- ns-a2.conoha.io
↓
ネームサーバーの設定が完了したら、その設定が完全に浸透するまでに最低でも30分~1時間はかかります。
そのため、このあとは、しばらく時間を空けてから次の作業を行ってください。
ステップ2:サーバーのコントロールパネルからドメインの設定を行う
ネームサーバーの設定が完了したら、ConoHa WINGのコントロールパネルを開きます。
その画面上で「サーバー管理」→「ドメイン」と画面を移動し、「+ドメイン」をクリックします。
このようなドメインの追加画面が開くはずです。
↓
この画面上で、このように設定して「保存」をクリックします。
※ドメインを追加する際、「無料独自SSL」の項目は「利用する」に設定しておきましょう。
これで、少し待つとサーバーへのドメインの追加が完了します。
ちなみに、ConoHa WINGでドメインを追加する際には、エラーが発生することも時々あります。
このように画面の左下に赤窓の警告文が出ます。
このような場合には、内容を確認し対応した上で、再度ドメインの追加を行いましょう。
ドメインの設定完了後は、しばらく待つと、ドメインとサーバーの紐づけが完了します。
まとめ
ConoHa WINGでドメインを利用する場合、主に5つの方法でドメインを用意することができます。
また、独自ドメインを用意する場合には、まずは、独自ドメイン永久無料特典を利用するのがおすすめです。
ConoHa WINGのサーバーでドメインを利用する場合には、ぜひ当記事を参考にしてください。