今回は「All in One SEO Pack」というプラグインの「ソーシャルメディア」の設定についてです。
まず、
管理画面左メニューの「All in One SEO」→「管理機能」と移動してみて下さい。
↓
追加可能な機能がいくつか表示されているので、
「ソーシャルメディア」を選択して「Activate」をクリック。
↓
ボタンが「Deactivate」に変わると、
管理画面左メニューの「All in One SEO」に「ソーシャルメディア」が追加されるので、
クリックして移動して下さい。
■ホームページ設定
ここでは、ホームページがSNS上で共有された際に表示されるタイトルやディスクリプションを設定します。
・AIOSEO の Title と Description を使用する
ここにチェックを入れると、ホームページのタイトルとディスクリプションがSNSでのシェアにも使用されます。
・サイト名
SNSで共有する際のサイト名を設定します。
・ホームタイトル
「一般設定」で設定した「サイトのタイトル」とは別に独自に設定する場合には、こちらに入力します。
「AIOSEO の Title と Description を使用する」にチェックを入れると、こちらの項目は非表示になります。
・ホームのディスクリプション
「一般設定」で設定した「キャッチフレーズ」とは別に独自に設定する場合には、こちらに入力します。
「AIOSEO の Title と Description を使用する」にチェックを入れると、こちらの項目は非表示になります。
・ホーム画像
SNSでシェアした際に利用される画像を設定します。
■画像設定
ソーシャルメディアでシェア(共有)された際に使用する写真の設定を行います。
・OG:Image ソースを選択
Default Image(推奨) => 「デフォルトの OG:Image」で設定した画像を使用します。
Featured Image => 投稿画面で選択した画像を使用します。
First Attached Image => 投稿記事の中で最初に添付された画像を使用します。
First Image in Content => 投稿コンテンツで一番最初に(一番上で)使用されている画像を使用します。
Image From Custom Field => カスタムフィールドから投稿された画像を使用します。
Post Author Image => 「ユーザー → プロフィール」で設定した投稿者のアバターを使用します。もしプラフィール写真を設定していない場合には、デフォルトで設定されている人型のイメージが使用されます。
こういうのです↓
First Available Image => 上記の中で一番最初に利用できる画像を使用します。
・画像が見つからない場合はデフォルトを使用
チェックを入れておくと、投稿時に画像を設定していない場合にデフォルトの写真を使用してくれます。
・デフォルトの OG:Image
上記「OG:Image ソースを選択」で「Default Image(推奨)」を選択した際に使用されるデフォルトの写真を設定します。
URLを登録するか、写真をアップロードすることで設定が可能です。
・デフォルトの画像幅
・デフォルトの画像高さ
SNSでシェアされた際に使用する画像の横幅と高さを指定します。
Facebookは「1200 x 630(または470 x 246px)」を推奨しているらしいので、横幅には「1200」、高さには「630」を指定しておけばいいです。
・画像にはカスタムフィールドを利用する
カスタムフィールドからアップした画像を使用する場合に設定する項目です。
カスタムフィールドの名前を登録します。
・ソーシャルプロフィールリンク
FacebookやTwitter、Google+、Instagram、LinkedInのプロフィールページのURLを入力します。
複数ある場合には、1行に1つのURLを登録します。
・個人または団体のどちらですか ?
上記の「ソーシャルプロフィールリンク」に登録したページの所有者が「個人」なのか「団体」なのかを選択します。
・関連付けられた名前
上記の「ソーシャルプロフィールリンク」に登録したページの所有者の個人名または組織名を登録します。
■Facebook 設定
Facebookのシェアボタンを利用する場合に必要な「OGP(Open Graph Protocol)」の設定を行います。
OGPを設定しておかないと、シェアされた際に意図しない画像や説明文が設定されてしまうので、
Facebookシェアボタンを設定される場合には、こちらは必ず設定しておいた方がいいです。
※「管理者 ID」か「Facebook App ID」のいずれかの登録が必要になります。
・管理者 ID
Facebookの「プロフィールID」を登録します。
「プロフィールID」の取得方法は、以下のページを参考にして下さい。
https://www.aboutwp.net/help/facebook_profileid_get/
※Facebookのユーザー情報が漏れる可能性があるので、ブログと個人を紐づけたくない方は、こちらには入力しないで下さい。
・Facebook App ID
Facebookの「APP ID(アプリID)」を登録します。
上記で「管理者 ID」を登録されない場合には、こちらを登録しましょう。
「APP ID(アプリID)」の取得方法は、以下のページを参考にして下さい。
https://www.aboutwp.net/help/facebook_appid_get/
・記事のタグを自動生成する
記事タグ「<meta property=”article:tag” content=”” />」
を生成してくれます。
こちらにチェックを入れると、下の3つのチェックボックスが表示されます。
↓
・記事のタグにキーワードを使用
・記事のタグにカテゴリーを使用
・記事タグで投稿タグを使用
こちらは、チェックを入れておいた方がいいです。
・Enable Facebook Meta for Post Types
チェックを入れておくと固定ページや投稿タイプの投稿画面で記事毎の設定を行えるので、
必要な物にチェックを入れます。
・Facebook Publisher の記事を表示
Facebookページをお持ちの場合、ページのURLを入力しておくと、Facebookページへのリンクを設定できます。
・記事に Facebook の著者を表示
チェックを入れると、「ユーザー」画面に「Facebook」という項目が追加されます。
著者を設定したい場合にはチェックを入れて下さい。
・投稿 オブジェクト型(post)
特に変更する必要がなければ、デフォルトの「記事」のままにしておいて下さい。
・固定ページ オブジェクト型(page)
特に変更する必要がなければ、デフォルトの「記事」のままにしておいて下さい。
■Twitter 設定
Twitterで記事をシェアされた時の設定を行います。
ツイートボタンを設置する方は、しっかり設定しておいた方がいいです。
・デフォルト Twitter カード
Twitterカード(Twitter Cards)とはTwitter社が用意したTwitter用のメタタグで、「要約」か「要約の大きい画像」を選択します。
「要約の大きい画像」を選択すると、大き目の画像が使用されます。
「要約」を選択すると、以下の様なタグが出力されます。
<meta name=”twitter:card” content=”summary” />
「要約の大きい画像」を選択すると、以下の様なタグが出力されます。
<meta name=”twitter:card” content=”summary_large_image” />
・Twitter サイト
Twitterのユーザー名を「@」を付けて設定します。
例:@aboutwp
以下の様なタグが出力されます。
<meta name=”twitter:site” content=”@aboutwp” />
・Twitter 投稿者を表示
チェックを入れると、「ユーザー」画面に「Twitter」という項目が追加されます。
こちらに登録した投稿者名が「twitter:creator」タグに出力されます。
登録するのはTwitterのユーザー名とは別で、ブログの投稿者を設定して下さい。
以下の様なタグが出力されます。
<meta name=”twitter:creator” content=”@aboutwp” />
・Twitter ドメイン
Twitterカードを設定しているサイトのドメインを登録します。
例:sample.com
以下の様なタグが出力されます。
<meta name=”twitter:domain” content=”sample.com” />
・タイトル内のショートコードを実行
チェックを入れておくと、タイトルに設定されたショートコードが実行されて、タイトルタグに設定されます。
※通常はタイトルではショートコードは実行されません。
その為、ここにチェックを入れていない場合には、
例えば、[sample] というショートコードを設定していると、タイトルタグにそのまま [sample] 出てしまいます。
・ディスクリプション内のショートコードを実行
こちらも上記と同様で、チェックを入れておくと、説明文に設定されたショートコードが実行されて、ディスクリプションタグに設定されます。
※「タイトル」や「説明文」にわざわざショートコードを使用する方はいないと思いますが、もし利用される方は、これらにチェックを入れてみて下さい。
・自動生成 Open Graph 説明文に本文を使用
ここにチェックを入れておくと、投稿の抜粋ではなく本文から説明文を自動生成します。
■ソーシャルメタ情報をスキャン
説明文に記載されている通り、サイトをスキャンして、重複したソーシャルメタタグがないかをチェックしてくれます。
このプラグインとは別に、テーマ側で設定してしまっている場合には、気を付けましょう。
↓
※重複がなければ、「重複の meta タグが見つかりませんでした。」と表示されます。
初めて利用される方にとっては、ここまで設定項目が多いので大変だったと思います。
ただ、有名なプラグインなので、他にも多くの方が設定方法などをまとめてくれています。
他のサイトも併せて参考にしながら、しっかりと設定して、有効に使用して頂ければと思います。